価値創造 低予算で丁寧に 個人翻訳事務所ならではのきめ細やかな対応
商品説明・取扱説明書・業務手順書・作業要領書・仕様書・規定書・機械・建設・エネルギー・製造・開発・品質管理・貿易・一般ビジネス

作業手順(トラドス使用)

** 工程1 見積り **
翻訳対象ファイルをトラドスで開き、「ファイルの解析」機能にて原文の「単語数」を確認する。可能であれば、Word文字カウント機能での単語数も確認する。
以下の観点で作業時間を見積り、ご納期を満たせるかどうかを判断する。
・分量(「合計」および「繰り返し」単語数、さらに、翻訳メモリがある場合には100%〜50%-74%一致の各単語数)
・原稿の内容(分野)および難易度
・諸条件(用語集の指定や書式等)
見積もった所要時間と現在を現在の予定に照らし合わせ、お引き受け可能と判断した場合には、見積書を作成しお客様へお送りする。

 

** 工程2 事前準備 **
工程1にてお引き受け可能と判断し、正式に受注した場合、原文を読み込み、
・文体を検討する。
・用語ベースを作成する。(Excelファイルの1列目に原文内の専門用語・業界用語・頻出語句・固有名詞等を入力する。→それらに対する訳語を選定し、2列目の対応する各セルへ入力する。→ExcelファイルをGlossary Converterへドラッグ&ドロップし、用語ベースへ変換する。)

・プロジェクトを作成する。(「プロジェクトの設定」機能にて、翻訳メモリ(存在しない場合には「新しいファイル共有タイプの翻訳メモリ」)および上記用語ベースを設定する。)または、お客様より提供された「パッケージ」を開く。
エディタ画面を開き、モニタ3台を使用して以下の通りに表示させる。
1台目(左): Googleブラウザ + 翻訳対象ファイル
2台目(中央): トラドス + 「かんざし」
3台目(右): 電子辞書 + Logophile

 

** 工程3 翻訳 **
文節ごとに訳文を入力し、確定させていく。ただし、95%〜100%一致の文節においては、確定させずに訳文の入力のみを行う。

原文上に赤い線がある場合、「AZ」をクリックすると登録した訳語が表示される。採用する場合にはEnterキーをクリックする。

必要に応じて用語ベースの更新を行う。
お客様より翻訳メモリを提供されている場合には、頻繁に「訳語検索」を行う。
時折翻訳対象ファイルにて原文の位置を確認し、入力した訳文がどのように表示されるのかを確かめる。
定期的に「ステータス」にて進捗を確認する。
データ保全のために、1日に最低2回USBメモリスティックへの翻訳メモリの保存を行う。
「次の未確定文節へ移動」をクリックし、訳文を入力していない文節が残っていれば、そこへ訳文を入力し、確定していく。ただし、85%〜100%一致の文節においては、確定させずに訳文の入力のみを行う。

 

** 工程4 見直し・推敲 **
以下の要領で訳文を3回見直し、適宜修正を加える。
@エディタ画面上での見直し
再度最初の文節から順に訳を見直し、必要に応じて加筆・修正を行う。全ての「未確定文節」の訳文を確定させる。
訳文全文をWordファイルに貼り付け、赤線・青線のある部分を確認する。
AExcelファイル上での見直し
「ようこそ」メニューからSDL XLIFF Converter for Microsoft Officeを開き、訳文の.sdlxliffファイルをConvert to MS Excelタブ上へドラッグさせ、Convertをクリックする。
生成されたExcelファイル上の訳文を、併記されている原文と見比べながら見直す。
修正が必要な場合には、トラドスのエディタ画面上で修正する。
連絡事項(翻訳者としてお客様へお伝えすべき内容)がある場合には、該当部分のD列に入力する。
訳文全文を再度Wordファイルに貼り付け、赤線・青線のある部分を確認する。
B生成される訳文ファイル上での見直し
「訳文の生成」を行い、生成されたファイル上の訳文を、原文と見比べながら見直す。
修正が必要な場合には、トラドスのエディタ画面上で修正する。
F8キーをクリックして「検証」を実施し、「エラー」および「警告」が表示される部分を確認する。

 

** 工程5 連絡事項一覧表作成 **
工程4のAにて作成したExcelファイルを加工し、連絡事項一覧表を作成する。

 

** 工程6 仕上げ・納品 **
再度「訳文の生成」を行い、生成された訳文ファイルを再度トラドスで開き、「ファイルの解析」機能にて訳文の単語数を調べる。
納品形態に合わせて、生成された訳文ファイルの書式編集を行う。「返却パッケージ」での納品の場合には、「返却パッケージの作成」を行う。
上記で調べて訳文の単語数を元に、納品書を作成する。
完成した翻訳原稿(又は返却パッケージ)・連絡事項一覧表・納品書をお客様へ送信する。

処理速度のめやす

日本語→英語
平均して1営業日あたり原文(日本語)1,000〜2,000文字程度(見直し・推敲も含む。)
★内容により異なります。

 

英語→日本語
平均して1営業日あたり原文(英語)1,000単語前後(見直し・推敲も含む。)


翻訳者紹介 翻訳設備 翻訳手順 お問い合わせ 日英翻訳見本 英日翻訳見本 受注実績 English